湿潤療法で用いるハイドロコロイド素材の傷パッド(キズパワーパッドなど)には注意事項が結構ある
※本記事は私の失敗談を発信することで、今後ハイドロコロイド素材の傷パッドを使う人に失敗してほしくないという思いで書いています。
私は医療関係者ではなく、医師の話を聞いたり自分で調べて知ったことを基に記載しています。
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こんばんは。
子育て支援センターの育児講座で「湿潤療法」という手当の方法を知りました。
湿潤療法とは、私が理解している範囲で言うと「傷口を乾かさず、自己治癒力を活かして傷口を治す手当の方法」です。
こちらの記事に湿潤療法の概要とその方法が記載されています。
30代の私は「ケガをしたら消毒してガーゼ」という手当を子供の頃から受けてきましたが、ガーゼと傷口が引っ付いてしまうことが多くて、ガーゼを交換するのが痛くて嫌だったんですよね…。
なので、傷口を潤わせて治す、という手当はケガを負った人の負担も少なそうでいいなと思いました。
ただし、湿潤療法で手当てできるのは傷口が清潔な場合のみだそうです。
傷口が潤っているとばい菌も繁殖してしまう可能性が高いからですね。
土の上で転んでできた傷口などは、ばい菌が残らないように相当きれいに洗う必要があります。
ハイドロコロイド素材の傷パッド
湿潤療法で用いられるのが「ハイドロコロイド素材の傷パッド」です。
キズパワーパッドなどはCMでも有名じゃないでしょうか。
原田泰造さん扮する娘を溺愛する父親が、就活中に靴ずれを起こした娘の元へダッシュでやってくるCMをよく覚えています笑。
注意事項が結構ある
初めて使おうとしたときは「普通のばんそうこうのすごい版」くらいの認識だったのですが、使用にあたっての注意事項が結構あり、それに引っかかってしまって使うことができませんでした…。
私が引っかかってしまったのは
・消毒しちゃダメ。傷口は水でしっかり洗う。
・年齢制限がある(3歳未満には使えない、など)
の2点です。
娘の足の爪がはがれかけて血が出ており、今までのクセでとっさに消毒液で湿らせた綿でポンポンとしてしまったんですよね。
そして私が持っていたキズパワーパッドは3歳未満には使えないものでした。
当時、娘は2歳…。
ということで、このときはワセリンを塗ってガーゼを当て、サージカルテープで固定しました。
今回は家の中でのケガでしたので、ばい菌はそんなに傷口に付着していなかったと思います。
なので、傷口を水でよく洗うことができ、かつ娘が3歳以上であれば消毒液を使わずにハイドロコロイド素材の傷パッドで処置できたかもしれません。
ケガをしないに越したことはありませんが、もし傷を負ってしまった際には湿潤療法、そしてハイドロコロイド素材の傷パッドを使用できるか、今回学んだポイントを押さえて冷静に判断したいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。